裏山にイノシシへの経口ワクチンの散布を実施します
昨年に引き続き、pignic 所有地の山に「豚熱経口ワクチン」を散布します。イノシシに経口ワクチン入りのクッキーを食べさせることで、豚熱の脅威からpigちゃんを守ることが目的です。
豚熱の感染経路は、主に感染したイノシシの糞の中の実をついばんだ鳥が菌を運んだり、登山客や野生動物の足の裏に付着した菌がpigちゃんの元へ運ばれるというものです。
東京都農林水産部と合意の上、以下の日程でワクチンを散布します。
第2回目 ワクチン散布 11月10日(木)
ワクチン回収 11月17日(木)
経口ワクチンとは?
経口ワクチンは、とうもろこしのクッキーのような物を地中に埋め、野生のイノシシが掘って食べるものであり、他の動物が食べても問題なく、人体にも無害です。
ワクチンを食べた母親イノシシの母乳にもワクチン成分が含まれ、子供のイノシシにも効果があります。
※画像:東京都の資料より
pignicでも、農林水産省の指針に基づき、野生イノシシに対する経口ワクチンの散布を実施します。 使用するワクチンは、国の食品安全委員会において安全性が評価されおり、散布したワクチンは回収いたします。
豚熱とは?
豚熱が発生した養豚場で「全頭殺処分」という衝撃のニュースを新聞やテレビで見たことがあるかと思います。農林水産省のホームページによれば、豚熱とは、
と記載されています。
pignicでの感染対策
pignicで暮らすpigちゃんは、「注射」により、豚熱のワクチン接種をしています。
お客様がご来店の際に必ず通る入り口のマットには、防疫上必要な消毒液が含まれており、靴裏を消毒していただいております。主な目的は、あきる野市に多く生息する野生動物からの感染症を予防する為です。
手洗いと手指の消毒の実施もpigちゃんを様々な感染症から守ることが目的です。
pignic所有地を利用して東京都と協力
あきる野市には、サル、イノシシ、シカ、タヌキ、ハクビシン、クマなどの多くの野生動物が生息しています。pignic周辺でもサルを見かけることが多く、高いフェンスで牧場を囲っていても豚熱の感染リスクがあります。
私有地の山に経口ワクチンを撒くというのは、とっても珍しいケースのようですが、愛情たっぷりに育てているpigちゃん達の安全を守るべく、東京都農林水産部と協力して散布することに致しました。
実は、pignicの所有地は、牧場の上から金比羅山の麓付近まであり、とても広いのです。
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