Translate

pigちゃんのお墓を建立しました

お客様に愛されたpigちゃんの⼤事な遺⾻を埋葬し、いつでもお参りできるお墓が敷地内に完成しました。お客様とスタッフに愛された大事なpigちゃんの最期は、きちんとした火葬式で見送り、遺骨を埋葬し、毎日手を合わせたい…。この記事では、日本初のマイクロブタのお墓を造った経緯をお伝えします。

初めて経験したpigちゃんの死

オープンして半年後、クリスマスイブの日のことでした。生後2ヶ月の愛らしいpigちゃんが突然呼吸困難になり、あっという間に天国へ旅立っていきました。

繊細な性格で、怖がりで、寒がりだったpigちゃんを守れなかった悔しさと悲しみで落胆しました。
前日まで日向ぼっこして気持ち良さそうなお顔で微笑んでいたのです。
詳しい事は、こちらのスタッフBlogに掲載しております。

マイクロブタの火葬場

亡くなったpigちゃんを人と同じように火葬して埋葬したいという思いが募りました。ただ、ペットの火葬を受けている火葬場であっても「ブタは脂が多い」「汚い」「家畜」のような偏見があり、条件が厳しくて、受け入れてくださる場所が少ないのが現実でした。

いくつも問い合わせをした後、偶然にもpignicから近い場所でペットのための霊園を見つけました。

ここでは、火葬も快く引き受けてくださり、マイクロブタの大きさであれば大人のpigちゃんでも全く問題ないとのことでした。またお心遣いあふれるスタッフの方が、人と同じような火葬式を執り行ってくださいました。

火葬前には、メッセージカードの記入、エンゼルケア用の綿棒などでのお手入れ、お別れの時間が用意されていました。火葬後、お骨を骨壷に収める儀式も人と同じように2人1組となって「箸渡し」の作法で足から順番に納めさせてくださいました。きれいな骨壺に入れて渡してくださり、霊園の方のお言葉一つ一つにもお気遣いと優しさがあふれていました。

二度目の悲しいお別れ

つい先日のこと、親豚さんの牧場で、悲しいお別れが突如訪れました。このpigちゃんに関しては、悲しさと悔しさで気持ちの整理がつかず、詳細を書くことはできません。同じ霊園で火葬式を執り行っていただき、たくさんのスタッフが参列して天国へ見送りました。

この子がずっとpignicの牧場に居て、後輩達とスタッフを見守っていてくれたらと思い、工事中だったお墓の整備を急ぎました。毎日手を合わせてお供物をあげたい…そんな気持ちでおります。

お墓の建立

あきる野市の岸石材店様にご協力いただき、大理石にpignicのロゴを刻んでいただきました。

また、いつも造園工事でお世話になっている立山産業様につげの木を植えていただきました。

ふたりのpigちゃんが天国で笑顔でいられるように、ロゴマークと丸い木がシンボルのあたたかい雰囲気のお墓を造っていただきました。
pignicにご来場のお客様も手を合わせてくださり、感謝しております。お客様にお花もいただきました。皆様に愛していただいたpigちゃんが天国でお花のにおいを感じていますように。

生まれてから墓場までのサポートを

pignicでは、pigちゃんを安心してご家族に迎えていただけるように、赤ちゃんの頃からの必要なワクチンやメンテナンスなどの「お引き渡しまでのケア」をしっかりと行っています。また、ご家族様をずっとサポートするLINEサポート、ワクチン時期のお知らせ、フード定期便の発送、pigホテルでのお預かり、ブタ飼いさん同士の交流などの「アフターケア」を実施しています。

詳細は、こちらの「pignicのご家族様サポート体制」の記事をご覧ください。

またpigちゃん用のハーネスやお洋服が日本で販売されていない為、お洋服もお作りしています。

今回の悲しいお別れの経験を踏まえ、これらのサポートに加えて、pigちゃんを看取る「最期」までご家族様に寄り添う決意を新たにしました。

pignicにご連絡いただければ、火葬場のご紹介は致します。また、卒業生のお骨をpignicのお墓に分骨したいなどのご希望があれば、お問い合わせください。

マイクロブタは決して家畜ではなく、家族の一員であるという視点に立ち、生まれてから墓場までご家族様をサポートしていきます。

可愛い赤ちゃんの時期 〜 いたずら大好きな子供の時期 〜 落ち着いた成年期 〜 介護が必要な高齢期 〜 愛する家族を亡くした最期… ずっとずっと卒業生のご家族様と一緒に悩み、解決策を探り、気持ちを一つにして歩んでいきたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました