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ワクチン接種会 & pig服即売会

4月17日、pignic farmにてワクチン接種会&pig服即売会を開催しました。pignic卒業生を中心にブタ飼いさん達が訪れ、笑顔溢れる素敵な会になりました。

ワクチン難民をお助けしたい

なぜワクチン難民?

実は、マイクロブタのワクチン接種には大きな壁があり、ワクチン難民が多いです。

豚熱のワクチンは、家畜保健衛生所に電話予約をして接種できます。しかし、豚丹毒日本脳炎などのpigちゃんやご家族様にとって心配な「人と豚の共通感染症」のワクチン接種ができる病院は自分で探さなければなりません。

診てくれる獣医さん、ワクチン接種してくれる獣医さんが少ないこともありますし、動物病院によっては、「10頭単位での入荷になるので10頭分の料金をいただきます」なんていう所もあります…。

マイクロブタを販売する会社として、これは放置できない問題だと考え、ご家族様のお力になりたいと思いました。

ただ、飼っているpigちゃんを集めると、病気のpigちゃんから集団感染の危険性があり、とても悩みました。

pignicの防疫対策

pignicがある東京都あきる野市は、自然豊かな山間部に立地しており、山にはたくさんの野生動物がいます。

pigちゃんにとって一番恐ろしい病気は「豚熱」です。豚熱は、イノシシが持っている菌で発症します。イノシシが侵入しなくても、様々な野生動物が運んできたり、お客様の靴裏に菌がついていたりして、万が一pignicのpigちゃんの一頭が感染すれば、「全頭殺処分」の命令が下されます。

そんな悲しいことにならないように、害獣ネットを張り、東京都と協力してイノシシに豚熱の経口ワクチンを食べさせています。

そして、車のタイヤに菌がついていたら大変なので、入り口には、消毒液を含ませたマットを敷いています。

さらに、靴裏に菌がついていたら大変なので、受付の手前、芝エリア入り口、牧場入り口、母ブタさんの小屋の入り口など数カ所に消毒マットを置いています。また、お店の長靴に履き替えて牧場に入ってもらうことをお願いしています。

また、芝エリアなどに消毒液を噴射し、感染対策を徹底しました。

豚熱についての補足

豚熱のワクチンについては、庄内地区家畜衛生だよりを参考にしてください。

生後1ヶ月の赤ちゃんの時に1回目、半年後に2回目、一年後に3回目、さらに一年後に4回目の接種が必須です。

接種会でのpigちゃん同士の感染対策

ワクチン難民もお助けしたいけれど集団感染も怖い…ということで、提携獣医師の協力の元、事前予約時に「過去のワクチン接種歴」を確認し、pigちゃん一人一人のカルテを作成しました。

豚熱のワクチンを毎年打っていない子には来てもらうことができません。そこで、接種証明を提示していただき、接種が確認できた子だけ来ていただきました。

接種歴の詳細な日付、病歴、服薬、過去のワクチン副反応を作り、獣医師に事前に確認していただき、当日も希望のワクチンを打っても大丈夫か診察してからの接種としました。

接種の様子

そのまま接種の子もいれば、抱っこで接種してもらった子も。みんなよくがんばりました!

接種後の副反応観察

今回は、副反応もなく、接種したpigちゃんは、みんなくつろいでおりました。当店のpigちゃんはお部屋に閉じ込められてちょっと不満そう…。

ハーネス・pig服難民もお助けしたい

pig服即売会

また、犬用のハーネスだとしっくりこなかったりしてハーネス難民も多いのが現実です。そこで、マイクロブタ専用のハーネスとpig服の即売会も同時開催しました。

下の写真は、pignic卒業生のケイラちゃん💕 大きなお耳と長い脚の美人さんでpig服モデルさんにピッタリですね。

pig服・pigハーネス販売中

pig服は、InstagramBASEにて販売中です。

最後に

pigちゃんの健康のためにお散歩は推奨します。ただ、お散歩の場所は選びましょう。山などの野生動物がいるエリア、養豚場の近くは避けてくださいね。

卒業生をはじめ、すべてのブタ飼いさんの幸せを願って、今後もワクチン接種会を継続できるように感染対策に努めてまいります。

豚熱だけでなく、日本脳炎ワクチン、豚丹毒ワクチン、ノミ・ダニ駆虫薬を上手に使って、安心してお散歩を楽しんで欲しいです。

健康第一❣️ そして…お洒落も大事💕

お散歩のおしゃれ着は、ぜひpignic fashionをご利用ください❤️

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